「生き方」を読んで

2022年02月21日 : yamane

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こんにちは。企画の山根です。

今回は冬季休暇中に読ませて頂いた
稲盛和夫著「生き方」に学ばせて頂いた事について
紹介したいと思います。

■「好き」であればこそ「燃える」人間になれる

人間は下記の3タイプに分けられるそうです。

①火を近づけると燃え上がる可燃性の人間
②火を近づけても燃えない不燃性の人間
③自分で勝手に燃え上がる自然性の人間

物事をなすには③の自然性の人間でなくてはならないそうです。
自然性の人を仕事に例えると、
言われる前に自分から率先してやり始め、周囲の人間の模範となる。
能動性や積極性に富んでいる人の事を指すそうです。

そして自然性の人間になる為には、
「仕事を好きになる」事だと言われておりました。
何故かというと、意欲や努力の源は、
その対象を「好き」になる事が母体となっている為であり、
また、「好き」になる事は、大きな成果を残す際に不可欠であり、
仕事を通じて人生を豊かなものにしていく
唯一の方法と稲盛さんは説いていました。

“仕事を好きになる”という事は、
自分が楽をする事や楽しい仕事だけをする事ではなく、
困難な仕事に挑戦し、課題や問題を達成した事に喜びを感じ、
仕事を通じて自分自身が成長する事なのだと学ばせて頂きました。

■『常に「有意注意」の人生を心がける』

有意注意とは、意をもって意を注ぐこと。
目的をもって真剣に意識や神経を対象に
集中させるという意味と本書で書かれていました。
また「有意注意を”常に”行う様に心がけていると、
だんだんと有意注意が習慣化されて、
物事の本質や核心が掴めるようになる」
と説いていました。

私自身が過去にしてしまったミスや失敗を省みると、
仕事や人生において、有意注意が如何に重要かが良く理解できました。
“常に”有意注意を行う事に意味があると本書で書かれていますが、
私は『常に有意注意をし続ける事は無理だ』という考えに囚われ、
挑戦することなく逃げてしまっていた事が多かったのだと反省しました。
非常にもったいない生き方をしてしまったと思います。
これからは常に有意注意をし、習慣化出来るよう努力をして、
限界を自分で決めつけない人生にして行きたいと思いました。

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