まいにち、反省

2016年07月14日 : yamane

企画の山根です。

最近D・カーネギーの「人を動かす」を2年ぶりに読み直しています。
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恥ずかしながら私は弊社代表の斎藤より、この本のことを教えてもらうまで「人を動かす」が
自己啓発というジャンルにおいて世界的なベストセラーであり名著だということを知りませんでした。
そして2年前に一度読みはしたものの、そこから何かを自らの血肉にできていませんでした。
そしてこの本は最近まで開かれることもほとんどないまま、我が家の本棚の肥やしとなっていました。

なぜ今読み返しているのかと言いますと、今のわが身に対する危機感や向上心という前向きな理由ではなく、
本棚の整理をしていた際に、「この本の内容をほとんど覚えていないな」と思い、読み始めたのがきっかけです。

「人を動かす」の一番最初に「盗人にも五分の理を認める」というエピソードが紹介されています。
私はこのエピソードを忍耐や我慢の大切さと人間関係を円滑にするといった意味で捉えていました。
ところが、今読み返してみると「もしかしたら違う意味も含まれているのではないか」と思うようになりました。
というのも先日朝礼で代表の斎藤より、「客観的に見て悪いところがない場合であっても、
『自分にも悪いところがなかったか』きちんと反省できる人が成長ができる立派な人間だ」という
お話を聞かせて頂いたことを思い出し、「盗人にも五分の理を認める」という本当の意味は、
ただ批判や非難を我慢するのではなく、どんな相手であっても五分の理を認める
五分は、自ら反省するという意味もあるのではないかと思うようになりました。

もしかしたら、そんな意味はこのテーマには含まれていないのかも知れません。
もしそうだとしても私はただ批判や非難を言わないように我慢をする人よりも、
自分の身を振り返る人を目指したいと思います。
(今現在はそんな立派な人間には到底なれていませんが……)

ひとつの決意として今回のブログに掲載させて頂きました。

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