内覧の第一印象が大切!

2017年03月31日 : saito

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(出典:ホームステージング協会 http://www.homestaging.or.jp/)

物件売却時の価格を左右するのはやっぱり内覧時の第一印象ではないでしょうか?
新築の物件においてはモデルルームなどが用意されていて、家具など入れて生活スタイルを提案するものも多く見られますが、中古物件に関してはそうではないのが現状です。。

中古住宅物件の売却時は、ハウスクリーニングをしてお部屋や特に目につきやすい玄関・リビング・・・そしてなんといっても一番気になる水回りは念入りに清掃して、不快感を与えない、見た目・臭いに注意したいところです。

ただ最近の傾向としては「ホームステージング」というものがあります。
これは新築物件同様に家具や小物等を使い内装を演出して、実際の内覧の際に好印象を持ってもらおうとするものです。欧米においては自宅売却の際にホームステージングを行うことはあたり前になっていて、前回の記事でもお伝えした、「ホームインスペクション (物件診断)」も当たり前に行われています。

日本においては中古住宅物件で演出することはまだまだ少ないのが現状ではないでしょうか?
売却時には少しでも高く売却したいと思うのが売主の心情でしょうが、中古物件の第一印象をよくする内装演出に多少の予算をかけることも必要なことかもしれません。実際にホームステージング専門の会社もあり、家具のレンタルを含めたインテリアコーディネート費で20万円前後からあるようです。売却の際はこのような演出をすることも一行の余地があるのではないでしょうか?

また、居住中に自宅売却をする場合も、できるだけ生活感を出さず、最低限の掃除とインテリアを工夫することによって、生活イメージが演出できたり、センスがよければ好印象を持ってくれる場合も少なくありません。やっぱり見た目の「第一印象」は侮れません。

一生といってもいいほど長い間「住む家」なので、第一印象やフィーリングといったところも気にお客様に気に入っていただくことは必要なことだと思います。ただ購入の際は見た目の印象だけでなく、特に住宅の性能としての「安全性」「快適性」も注意深く確認した方がいいと思いますので、耐震性・省エネ性能などにも気にかけてはいかがでしょうか?

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ホームステージング協会
http://www.homestaging.or.jp/

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