住宅のICT化

2018年08月25日 : saito

Noticias_de_tecnologia_Automatizacion_conectividad
最近ではITだけでなく、ICTやIoTといった用語を
耳にする機会が増えてきました。

そこで今回はICTと住宅業界との繋がりや
今後予想される住宅のICT化になどについて
取り上げていきたいと思います。

ICTとはInformation and Communication Technologyの略で、
日本語に訳すと「情報伝達技術」となります。
ICTでは従来のITに加え、情報や知識の共有に
焦点を当てていることが大きな違いとなっています。
「人と人」「人とモノ」の情報伝達を行うICT化を進めることで、
様々な職業やサービスの利便性や顧客満足度向上を実現できることから、
各分野でICT化に力を入れているようです。

そして住宅業界でもICT化が始まっています。
以下の記事を紹介させて頂きたいと思います。
================================================================
以下、日本経済新聞web内記事より抜粋
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31475850X00C18A6000000/

NTT西日本、住まい×ICTで新サービス創出

NTT西日本は2018年6月6日、ICT(情報通信技術)を住まいや各種施設などの不動産へ組み込むことで、利用者の様々な生活シーンをより安心・快適・便利にするサービスの創出に向けたトライアルを実施すると発表した。

トライアルの名称は「ちょっと未来の暮らし創造プロジェクト」。当面の取り組みとして、クラウド上の「シナリオプラットフォーム(仮称)」にあらかじめ設定している機器連携・制御用のシナリオに基づき、日常生活における「コト(周辺環境、生活行動)」を各種センサーなどが検知し、その情報を基に身の回りの住宅機器や家電などをシームレスに連携させる。これにより適時適切な行動サポートや住空間の利便性向上を図る。この取り組みを通じて「NEW ORDINARY(これからの当たり前となるサービス)」の創出を目指す。

96958A9F889DE1E3E6E5E7EAE7E2E2E5E2E4E0E2E3EAE2E2E2E2E2E2-DSXZZO3147602007062018000000-PB1-2
画像参照元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31475850X00C18A6000000/
トライアルの概要(出所:NTT西日本)

検証対象のサービスは(1)エントランスの高機能化、(2)住宅機器・家電・IoTデバイスの連携・制御、(3)火災検知・通知の高度化──の3つ。順次検証し実用化に向けた検討を進めていく。

以下略
================================================================
ICTの一部であるIoT(Internet of Tings 日本語訳では「モノのインタネット」)は
既に生活家電などで導入されており、スマートフォンからの遠隔操作が可能と
なっています。

住宅のICT化が進むことで家電だけでなく、
家全体の様々な機能を生活スタイルに合わせて自動化したり、
より安全なセキュリティが実現する未来も近そうですね。

ページトップへ戻る