弊社では毎朝「担当からの一言」を発信する場があります。
そこでは社員一人一人が経験したことや、ニュースなどで見聞きした気付きであったり、
新たな考え方の提案、出来事に対して問題点等を社内で共有しています。
研修社員が「担当からの一言」で次のようなテーマのお話をされました。
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今日は江戸しぐさについてお話を致します。
これは江戸時代の町方の商人道で生活の哲学です。
その中に「逆らいしぐさ」という言葉があります。
簡単に説明すると「しかし」や「でも」と文句を並べて逆らうことをしないということです。
年長者の言葉に従うことで人間の成長につながります。
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といった内容でした。
この考え自体は輪を乱さないためにも大切な事だと思います。
しかし、少し見方を変えると、相手に対して疑いもせずにそのまま聞き入れ従う事になるとも言えると思います。
年長者やリーダーに悪意があった場合、悪の片棒を担いでしまい、成長に繋がるどころか自分も周りも不幸に陥れてしまう危険性があるのではないかと思いました。
大変残念なお話ですが年長者の中には、一見凄く穏やかで優しそうな顔に見えても、特定の人を陥れる発言や虚言等で、人を苦しめ続けても何とも思わないような人も存在します。
性善説で考えるのではなく、年長者の方が歴史や法律などを参考にし、どの様な考え方を持っているのか、相手に対して、人に対してどの様な行動規範を持っているのか、しっかりと自分自身で相手を見極めてから従うことも、輪を保つために重要なのではないかと思いました。
目の前の年長者に従う事もとても大切な事と思います。
人類や世界、国の年長者にも習い、人間として常に成長し続けて行きたいという意欲を持ち、自分自身の内側に問題点がないか探し続け、お客様に喜んでいただけるサービスを提供できるよう研鑽を積んでいきたいと思う出来事でした。
