忠臣蔵

2022年12月26日 : yamane

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こんにちは。企画の山根です。

私が子供の頃は、年末になると忠臣蔵が放映されていた事を思い出します。
この忠臣蔵は江戸時代に起きた赤穂事件が元になっていると最近知りました。

赤穂藩(あこうはん)藩主の浅野長矩(あさのながのり)が、吉良上野介(きらこうずけのすけ)から、大切な儀式での礼服・時刻・出すべき料理等について嘘を教えられた為、大恥をかかされた浅野長矩は吉良上野介に斬り掛かりました。
斬られた吉良上野介は額と背中に傷を負ったものの軽傷で済み、斬った浅野長矩は幕府の怒りを買い当日切腹、赤穂浅野家は取りつぶし、赤穂城も幕府へ引き渡す事になりました。そして遺書を書く事さえも許されない等、大名への扱いではなく、まるで罪人に対するかのような仕打ちを受けました。
また、当時は「喧嘩両成敗」が主流であったにも関わらず、吉良上野介にはまったくお咎めがなかった事が、赤穂藩に大きな不満を抱かせる要因となりました。
赤穂城の城代家老を務めていた大石内蔵助(おおいしくらのすけ)は、吉良上野介の処罰を幕府へ訴えつつ、浅野家再興を目指し2年間尽力しますが、両方共ついに幕府から認められる事はありませんでした。
夢が途絶えた大石内蔵助ら赤穂浪士は、元凶となった吉良上野介への討ち入りを決行します。悲願を果たした赤穂浪士は、藩主の墓へ仇を取った事を報告後投降し、その後幕府から切腹を命じられます。
しかし、その切腹は藩主の浅野長矩が受けた当日切腹ではなく、赤穂浪士の名誉を尊重して行われ、最後は藩主の墓域に埋葬されました。
その後も藩主の仇を討った赤穂事件は義挙として、江戸の町民に語り継がれる事となったそうです。

赤穂事件は、私や弊社が抱えている問題に近いものがあると感じました。

実は私ともう一名の従業員は去年の11月頃から、とある人物と裁判をしています。
その人物は、弊社の元従業員です。
訴える事となった経緯は、彼が在職中に私や他の従業員に対してパワハラ行為を行なった為です。彼がパワハラ行為を繰り返していた動機は人から良く思われたい、人に褒めてもらいたい、という承認欲求が有る為だと感じていました。
加えて彼はプライドが高い為、彼が間違った事をしても、注意された事自体に反発し、注意した方を影で悪く言う事によって、自らのプライドを保とうとしていました。
また、彼の思った通りにならない代表や私を悪く言う為ならば、建築現場で嘘の騒ぎをでっち上げ、工務店の担当者と当社や私との信頼関係を破壊するという暴挙をするに至りました。
そして、彼が会社を辞めた後、当社が立ち行かなくなるように、私達社員をヘッドハンティング会社を通じて外から引き抜き行為を行うなど、自分が正しいと言い張る為ならば、手段を選ばないその行動は犯罪に近いと感じ、身の毛もよだつ思いをしました。

自分の仕事にミスがあり、お客様にご迷惑を掛けたのであれば、深く反省し二度と同じ過ちを繰り返さないよう努力するのが当たり前だと思います。
自分が迷惑を掛けている事を棚に上げて、注意する人を非難する事で、自分がやりたい放題にできる環境を作る事を会社も世間も許すはずがありません。

弊社の代表から時には厳しいお言葉を頂く事はありますが、それはその社員がお客様に迷惑を掛けてしまっているからに他なりません。もちろん代表がお客様を思う気持ちは、私達従業員に伝わっていますが、承認欲求が強くプライドの高い彼には、最後まで伝わらなかったようでした。

この度私ともう一人の従業員が彼の事を訴訟する際にも、代表には協力を買って出て頂きました。少しでも裁判を有利に進められるように証拠の録音テープを提供して頂いたおかげで、この度訴えを起こす事が出来ました。本当に感謝しています。

私達の事を思って提出して頂いたこの録音テープを、彼は悪用する可能性があるのではないかと考えています。自分の都合が良い様に、一部だけ切り取って自分が有利になるようにでっち上げるのではないかと。
なぜならば、そのテープには彼がお客様相手に怒鳴り合いを仕掛け、本気でお客様が悪いと言い切っているところや、私達が深夜まで拘束されているところも入っていますが、きっとそこは切り取るでしょう。
また、彼からは毎晩の様に深夜遅くまで、仕事の話ではなく色々な人に対しての陰口を聞かされてきました。
彼が会社から何のお咎めもなかったのであれば、私は数年前に弊社を退職していたと思います。
彼には自分のプライドを守る為に周りに迷惑を掛け続ける事を早く辞めてもらい、前向きに生きていって欲しいと思います。
もし、都合よく編集された裁判記録を見せられた方がいたら、どうして代表が彼に対して厳しい言葉を使う事になったか、その背景をご理解頂きたいと思います。
私達残った従業員を守る為に出た言葉なのだと。
私達も裁判では大きな声で必死に裁判官に彼の暴挙を訴えました。

今回の訴訟へ協力頂いた件だけでなく、私が弊社で働かせて頂いている10年間、代表からは沢山の恩を受けてきました。
私も赤穂浪士大石内蔵助等の精神を見習い、私達被害を受けたものの主張は勿論のこと、吉良上野介の様な輩からの嫌がらせに屈することなく、断固として戦い続けていきたいと思います。

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