気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)は地球温暖化の解決に向けた歴史的な一歩。
2015年12月12日、196カ国が参加したCOP21「パリ協定」において、「2020年より全世界でCO2の削減を義務付け、最終的に人間活動による温室効果ガス排出量を実質的にゼロにする」ことで、国際合意の採決にこぎ着けました。「パリ協定」が正式に採用されたことで、地球温暖化の解決に向けた歴史的な一歩を踏み出しました。
※「パリ協定」において日本が掲げている削減目標は26%です。しかし、全体の排出量から考えるとそれで十分とは言えず、2020年の目標提出の機会において、目標を引上げる可能性が高いと言われています。
「2020年以降本格的に実施される地球温暖化対策の内容」
■2℃未満 世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して2℃未満に抑える。
■長期目標 今世紀後半に、世界全体の温室効果ガス排出量を生態系が吸収できる範囲に収める。
■5年ごとの見直し 2020年以降、5年ごとに目標を見直す。
■より高い目標の設定 5年ごとの目標の提出はより高い目標を出すこと。
■資金支援 支援を必要とする国へは、先進国が先導して支援を行う。(原則として)
■損失と被害への救済 気候変動の影響で「損失と被害」が発生した国々への救済のための国際的な仕組みを整える。
■検証の仕組み 定期的に計測、報告し、かつ国際的な検証をしていくための仕組みが作られた。
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キャデックの家は「改正省エネ基準」より高い省エネ基準の「認定低炭素住宅」を建築しています。エネルギー使用料を減らし過ごしやすい環境を実現できるというだけでなく、2020年以降も大切な資産の価値を守れる住宅を提供しております。(「認定低炭素住宅」についてはこちらをご確認下さい)
(( 参考 ))
■国土交通省HP
「改正省エネルギー法関連情報(住宅・建築物関係)」
■経済産業省
経済産業省・資源エネルギー庁HP「省エネルギーについて」